おしらせ
5月1日から、夜空舎・星々・ほしのたねがひとつのショップになりました!
これを記念し、5月31日まで「グランドオープン記念セール」を開催!
お得なセット販売をご用意しましたので、この機会にぜひ!
夜空舎について
本と物語雑貨を販売するお店です。
楽しみながら読めて、心に映る景色を少しだけ変えてくれる物語を中心に、新しい作家の作品をお届けします。
たくさんの星たちに出会える夜空のような場所を目指しています。
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星々vol.7
¥1,320
試し読みは発売日まで以下リンク先に順次追加されます。 https://www.hoshiboshi2020.com/刊行物/雑誌-星々/雑誌-星々vol-7/ 発行 hoshiboshi 2025年5月刊行 A5判 194ページ 表紙装画 ととりか ◆特集 旅 〈扉イラスト・ロゴマーク作成〉 九ポ堂 〈コラム〉 どこにもゆけてどこかを想う 東直子 いびつな円 三品輝起 一箱分の旅 堀川夢 よい旅を。 のび。 〈インタビュー〉 記録すること、敬意を持つこと 小柳淳(街々書林) 聞き手・江口穣 〈第4回星々短編小説コンテスト〉 結果発表・受賞者プロフィール 正賞 ワタリガニの夕べ 黒田忽奈 佳作 ロードムービー 犬山昇 佳作 月とニキータ 冬至ハク 選評 ほしおさなえ 受賞エッセイ 海に惹かれる 黒田忽奈 〈作品〉 丹沢先輩の旅論 蓮見 市民会館椿ホール 一三列三五番 桃澤うみ 父、鹿、東大寺 へいた 〈会員コラム〉 ◆140字小説 〈星々の新人〉 ある星座 のび。 旅の後味 へいた Message in a bottle 石森みさお 仄かなかけら 四葩ナヲコ 〈140字小説コンテスト・季節の星々〉 秋の星々(テーマ・長) 五十嵐彪太 森林みどり kikko ほか 冬の星々(テーマ・重) 佐伯功一郎 祥寺真帆 空見しお ほか 選評 ほしおさなえ・四葩ナヲコ 年間グランプリ発表 酒部朔日 kikko 祥寺真帆 ◆連載 未確定ジャーニー❹ ゆらめきの清澄白河 チヒロ 本屋日記❻ 再見 旦悠輔 140字読書日記❻ ちょっぴい ◆創作 犬の気持ちで 貝塚円花 少年ワユが行う祈り 江口穣 ◆告知など 星々短編小説コンテスト 140字小説コンテスト 星々小説創作講座初級 星々の会/星々創作スタジオ 140字小説セレクション 星々の既刊 星々の本棚 夜空舎の本 編集後記
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ほしのたねvol.27
¥880
ほしのたねvol.27 特集・禁忌 〈禁忌にまつわる作品レビュー〉 千年鬼/鯉姫婚姻譚/禁忌の子/ネガレアリテの悪魔 黎明の夜想曲(ノクターン)/完全なる飼育 ー秘密の地下室ー/狗神/イーストウィックの魔女たち/クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡/魔法少女かずみ☆マギカ~The innocent malice~/チ。ー地球の運動についてー/蟲師/鋼の錬金術師/ベルサイユのばら/都市伝説解体センター/パラノマサイト FILE23 本所七不思議 〈作品〉 初恋 黒間よん 風上 七十万分の一 ビター・ビター・オランジェット 橋本紫乃 いれかわりのおまじない おねんね 理由付きのお休みの日 小森みぞれ 老翁と藤の怪 猫山桃尾 皇国のふたり 月城まりあ やがて愛は罪へと変わる 青井有海 森のアトリエ 佐原紫苑 小特集 ほしのたねライブラリ誕生! 私の可愛い箱庭 月城まりあ エクスカリバーを知らぬ人間はファンタジーに出会った 青井有海 もう会えない人と食べたいもの 鎌田あゆ 〈自由創作〉 ソフトビニール・フレンド 素敵な犬 雨にゆれるふるさとを探し求めて 長尾早苗
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花の眠る庭
¥1,540
花の眠る庭 月城まりあ 花を見たいんだ。 私はまだ世界のどこかに本物の花が残っていると信じてる 時間遡行ができる時計塔を見つけた有栖は自分の願いを叶えるが……(いつかのアリス)。 バイオテロにより人々の暮らしは一変し、植物は姿を消した。世界のどこかに残るという花壇を探して軍人ヒスイと不思議な少女ルリカは旅に出る(花の眠る庭)。 ほか、少女たちの二度と戻らぬ時を描いた短編8編。 #友情 #百合 #少女 #関係性のオタク #サナトリウム #すこしふしぎ #タイムリープ #女子学生 #秘密 #感情の乏しいアンドロイド #異国情緒 #約束 〈目次〉 いつかのアリス アクアマリン たかが世界の終わりに カナリヤの空 ゼンマイ仕掛けモノクローム 夕凪 花の眠る庭 ニカと十二月の夜 カーテンコール 花の微笑む夜明け B6判 264ページ
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クエルチア王国冒険譚
¥1,320
クエルチア王国冒険譚~魔法騎士と運命の少女~ 青井有海 ラウルスはさっき魔法を使っていたわよね? なら……私の記憶を消せる? クエルチア王国の騎士・ラウルスは、襲撃を受けて壊滅した村でヴェルジュという少女に出会う。彼女の「記憶を消したい」という望みを叶えるために父親である魔法使いのミラ・メンスのもとに向かうが拒否されてしまう。「忘れていることを思い出す」ように告げられ、二人は冒険に出ることになる──青年と少女の成長を描く長編ファンタジー。 #異世界ファンタジー #騎士 #剣と魔法 #竜 #生贄系美少女 #魔法使い #王国 #バトル #運命の出会い #人々との出会いと成長 #青年と少女 #ライバル B6判 210ページ
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あきに咲く
¥935
あきに咲く 鎌田あゆ 孤独よりもなによりも、秋くんを忘れて 進んでいく世界のほうが何百倍も怖い 「死んじゃった人とご飯食べられるなら誰とがいい?」 死別した恋人・秋を想い続ける楓は、孤独のなかで現実と向き合うことを避けていた。そんな中、秋の友人である貴島から渡された一枚のチケットが楓の止まった時間をそっと動かし始める__。 秋が終わる季節に贈る、喪失と再生の物語。 #喪失 #再生 #記憶 #食事 #死別 #愛情 #後悔 #自責 #秋 #大学生 #中編小説 B6判 102p
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わたしの出会ったささやかな謎
¥1,045
わたしの出会ったささやかな謎 11 short stories わたしたちの近くで起こる、ささやかだけど 不思議な出来事を描く小さなおはなし11編。 ◆兎あかし 穴ゃ~次郎 ◆福の神 へいた ◆あなたへ Yoshi ◆私がリュックを開くとき 寺山あゆみ ◆靴下の妖精 慈 セレン ◆誤算 福島太郎 ◆だれかの忘れもの 宮野鞠 ◆見守る一番星 森下信 ◆天使のはしご 彼方流歌 ◆アンドロイドは箱の底に希望を見るか 水鳥たま季 ◆女王のパンジー 四葩ナヲコ 装画 服部奈々子 B6判 120ページ
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とおい、ちかい、とおい(普及版)
¥990
星々の本棚シリーズ2 とおい、ちかい、とおい(普及版) 羽田繭 *本商品はカバーなしの普及版となります。 *試し読みを商品画像からお読みいただけます。 発行 夜空舎 2025年5月刊行 B6判 158ページ 装画・しまざきジョゼ 装丁・mikamikami 個人作品集「星々の本棚」シリーズ2 デパートに勤める女性の抱く、親しい人に対するものでも世界全体に対するものでもない、かすかな接点しかない人たちのための願いを描いた「とおい、ちかい、とおい」、少年と人の姿をしたロボットの交流を通し、心とはなにかを探る「棄ロボット譚」、郊外の書店で働く私と本を万引きしてしまった女子中学生が「泣く」行為を通して気持ちを通わせる「そこは私が先にいた場所」など、身近な場所から現代社会を照らし出す短編全6編。 人の中で暮らしていても、人はみな孤独を抱えている。孤独を受け入れつつ、外からやってくるなにかに手を伸ばす。そのなにかもまた自分と同じように孤独なものであると感じつつ……。 逃げ場のない現実のなかで自分を保ちながら生きようとする人々の魂の物語。 〈目次〉 とおい、ちかい、とおい 棄ロボット譚 顔 再会日和 You are what you eat. そこは私が先にいた場所
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無職のお化け
¥1,320
140字小説セレクション2 無職のお化け 著・のび。 140字小説は、Twitter(現X)から生まれた新しい文芸。 140字小説セレクション〈言葉のふね〉では、優れた140字小説を作家ごとにまとめました。 文芸創作コミュニティ「星々」が主催する140字小説コンテストで年間グランプリを取った書き手の作品を中心に、短いながらも文学的な厚みを感じさせる作品がそろっています。 〈第2巻〉 無職のお化け (著・のび。) わたしたちは「もうここにいない人」や「なくなったもの」とともに生きている。 よるべなく生きるわたしが綴る、あたたかく、さびしく、胸に残る傑作140字小説60編。 B6判 82ページ 1200円+税 〈作者プロフィール〉 1987年福島生まれ。趣味は創作と逃避。2022年から星々主催の140字小説コンテストに参加。2023年、第3期星々大賞受賞。2023年NHK全国短歌大会特選。2023年福島県文学賞短歌部門 文学賞。2024年1月1日からXで毎日短歌をよんでいる。 〈収録作品より〉 無職のお化けに会ったことがある。駅前の蕎麦屋でだ。「周りが定職に就けとうるさいのです」とお化けが言うので、私も無職だから気持ちが分かると言うとお化けは酒をおごってくれた。それから何度かその店へ行ったが、再びお化けに会うことはなかった。職に就いたのかもしれない。未だ私は無職である。 〈著者からのメッセージ〉 https://motion-gallery.net/projects/kotobanofune/updates/53846 〈シリーズについて〉 140字小説セレクション〈言葉のふね〉 内容 作品60編+著者あとがき 装画 ヌイヌイトコネコネ 装丁 mikamikami 体裁 B6判 並製 カバー付 各巻80ページ程度 監修・発行 ほしおさなえ 協力 星々(文芸創作コミュニティ)
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「ぴい」と鳴らせば
¥1,320
140字小説セレクション1 「ぴい」と鳴らせば 著・へいた 140字小説は、Twitter(現X)から生まれた新しい文芸。 140字小説セレクション〈言葉のふね〉では、優れた140字小説を作家ごとにまとめました。 文芸創作コミュニティ「星々」が主催する140字小説コンテストで年間グランプリを取った書き手の作品を中心に、短いながらも文学的な厚みを感じさせる作品がそろっています。 〈第1巻〉 「ぴい」と鳴らせば (著・へいた) 軽さのなかに人生の機微が描かれた作品集。 愛らしい動物たちや、不思議な世界も登場し、多様な物語を楽しむことができます。 読む人はほっとくつろぎながら、作品に込められた人や世界を信じる心、明日を生きる力を感じ取ることができるでしょう。 〈作者プロフィール〉 1981年愛知県生まれ。コロナ禍にSNSに投稿開始。2021年ショートショートnote杯モノ・マガジン賞受賞。2022年名古屋の魅力推進事業「コトノハなごや」佳作。同年140字小説コンテスト第2期星々大賞受賞。2024年第二回ひなた短編文学賞佳作。 〈収録作品より〉 「ぴい」と鳴らせば「ぴい」と応える。子供の頃は草笛を鳴らすだけでみんなと通じ合えた。大きくなった指で葉っぱをつまんで唇にのせる。「ぴい」と鳴らしても故郷の川辺に応える友人は誰もいない。皆、大きくなったのだ。吹いた葉っぱで舟を編んだ。川に流す。「元気かい」。いつか誰かに届くといい。 〈著者からのメッセージ〉 https://motion-gallery.net/projects/kotobanofune/updates/53761 〈シリーズについて〉 140字小説セレクション〈言葉のふね〉 内容 作品60編+著者あとがき 装画 ヌイヌイトコネコネ 装丁 mikamikami 体裁 B6判 並製 カバー付 各巻80ページ程度 監修・発行 ほしおさなえ 協力 星々(文芸創作コミュニティ)
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夜空舎オリジナル3冊セット
¥2,200
\グランドオープン記念セール/ 夜空舎オリジナルの本3冊セット 商品詳細はこちら ・わたしの出会ったささやかな謎 https://yozorasha.base.shop/items/104857403 ・ふねたちの物語 https://yozorasha.base.shop/items/93484220 ・文学フリマ! https://yozorasha.base.shop/items/93485224 こちらの商品の発送は5月12日以降になります。
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ほしのたねライブラリ3冊セット
¥3,500
\グランドオープン記念セール/ 新刊ほしのたねライブラリの3冊セットです。 商品詳細はこちら ・花の眠る庭 https://yozorasha.base.shop/items/104854932 ・クエルチア王国冒険譚 https://yozorasha.base.shop/items/104855275 ・あきに咲く https://yozorasha.base.shop/items/104855493 *こちらの商品の発送は5月12日以降になります。
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ほしのたね新刊+準新刊セット
¥1,500
\グランドオープン記念セール/ ほしのたね新刊vol.27と準新刊vol.26のセットです。 商品詳細はこちら vol.27 https://yozorasha.base.shop/items/104856572 vol.26 https://yozorasha.base.shop/items/94499716 こちらの商品の発送は5月12日以降になります。
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星々既刊4冊セット
¥3,500
\グランドオープン記念/ 雑誌「星々」vol.1〜vol.4のセットです。 星々オリジナルの活版印刷のポチ袋(緑青社)つき。 商品詳細は以下をご覧ください。 vol.1 https://yozorasha.base.shop/items/101700329 vol.2 https://yozorasha.base.shop/items/101700384 vol.3 https://yozorasha.base.shop/items/101700462 vol.4 https://yozorasha.base.shop/items/101700518
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ほしのたね既刊3冊セット
¥1,500
\グランドオープン記念セール/ ほしのたねのvol.23〜vol.25のセットです。 商品詳細はこちら vol.23 https://yozorasha.base.shop/items/94499586 vol.24 https://yozorasha.base.shop/items/94499565 vol.25 https://yozorasha.base.shop/items/94499494
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文学フリマ!
¥880
文学を志す者、この門をくぐれ! わたしたちはなぜ小説を書き、それを販売するのか。 星々小説創作講座を受講したメンバーによるグループ「空飛ぶ座布団座」が魂をこめて贈る短編小説集。 なにを書く? 本作りはどうやって? 出店したけど全然売れない……! などなど、創作するすべての人にとって共感しかないエピソードが満載! 執筆者 藍沢空・雨琴・大場さやか・才田リツ・ 宝名彩月・星蔦藍・森山ねこたろう・凛々 装画 そらのくじら A5判 160ページ
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ふねたちの物語
¥660
「言葉の舟」刊行記念140字小説コンテスト優秀作作品集 140字小説とは、140字以内で完結する小さな物語です。 この本は、140字小説の入門書『言葉の舟 心に響く140字小説の作り方』(ほしおさなえ著 ホーム社刊)の刊行記念140字小説コンテスト(応募期間 2024年4月26日〜5月31日)の入賞作、佳作、予選通過作合計65編(応募総数460編)を収めたものです。 コンテストのテーマは「ふね」。草の葉でできた小舟から大型客船、方舟、飛行船、宇宙船など、さまざまな「ふね」が登場します。 意外な発想に驚く作品、人生の機微が凝縮された作品、言葉の奥深さを感じる作品。日常を描いたものからファンタジー、SFなどジャンルも多様で、140字とは思えない広がりと奥行きを持った作品ばかりです。 言葉の小宇宙を楽しんでいただければ幸いです。 〈目次〉 ・主催者からメッセージ ホーム社文芸図書編集部編集長 瀧川修 ・コンテストの概要 ・言葉の舟賞 佐藤のび・右近金魚(選評 ほしおさなえ) ・Kaguya Books賞 金森ムル(選評 Kaguya books編集部) ・星々賞 五十嵐彪太(選評 星々事務局) ・佳作 10編(選評 ほしおさなえ) きり。 かわむら しまえ 高遠みかみ 富士川 三希 相浦准一 救急箱 オガワメイ 斉藤光一郎 あやこあにぃ 新名 ・予選通過作 51編 ・選考のポイント ほしおさなえ B6判 96ページ 2024年9月30日発行
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庭
¥1,540
星々の本棚シリーズ5 庭 賀川炯 だって、きっと、 言ってしまったら、 この幸せな空間は失われてしまう── *試し読みを商品画像からお読みいただけます。 発行 hoshiboshi 2024年12月刊行 B6判 200ページ 装画・斉藤知子 装丁・mikamikami 個人作品集「星々の本棚」シリーズ5 ふとしたことで家を抜け出し、祖父の家に向かった私。子どものころから馴染んだ家でいつものように過ごすうち、なぜか違和感を覚え……。夢と現実のあわいを漂いながら、再生を描く「庭」。自分が担当する作家から「これは私の遺書なのです」と書かれた原稿を受け取った編集者が、その作家の正体に迫っていく「マージナル」。ひとり旅の途中で出会ったヒーローを目指す男とのやりとりによって生きる力を取り戻す女性を描いた「ヒーローとミルクレープ」。父の死後、遺品整理をするうちに、自分の過去といまに向き合う男を描いた「旋回のまたたき」。ファンタジーやミステリーの形を借りながら、人の心の迷宮を描く短編六編。文学を愛し、物語を綴ることで自らの魂の居場所を探す書き手の魂の軌跡。 〈目次〉 庭 タイムカプセルの中の温室 巡礼の森から、君へ マージナル ヒーローとミルクレープ 旋回のまたたき
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1998年からのラプソディ
¥1,430
星々の本棚シリーズ4 1998年からのラプソディ 江口穣 他人の瞳に宿る悲しみを読み取る ことができるのは、同じように 深い悲しみを心に宿す人間だけだ── *試し読みを商品画像からお読みいただけます。 発行 hoshiboshi 2024年5月刊行 B6判 152ページ 装画・泉瀧新 装丁・mikamikami 個人作品集「星々の本棚」シリーズ4 大切なものを失い、池のある公園を訪れた航也は、ギターを手に歌うマークと出会う。どんなときも泣いたことのなかった航也が、その歌を聴いたときはじめて涙を流す──深い悲しみを負ったふたりの出会いを描いた「1998年からのラプソディ」。美しい手を持つ青年と、その年上の恋人のコロナ禍中の出来事を描いた「札幌、春の雪」。祖母の戦争の記憶を背負った男とその息子のささやかなやりとりを描いた「ザリガニの丘」。障がいのある弟とともに生きる姉の取り壊し寸前のアパートでの暮らしを描いた「日々の町」など人の心の奥底にある喪失、罪、苦悩に触れる、熱い涙のような短編6編。時間は巻き戻せない、ただ前に進んでいくだけ。重いものを背負いつつ、地を這って生きる人々に送る、抒情あふれる物語。 〈目次〉 ザリガニの丘 札幌、春の雪 日々の町 遠いさえずり 1998年からのラプソディ 湖の畔の家で
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金魚のまぶた
¥1,540
星々の本棚シリーズ3 金魚のまぶた 横井けい まぶたのある魚は獲っちゃいけん。 彼らも元は、人間だでの── *試し読みを商品画像からお読みいただけます。 発行 hoshiboshi 2023年11月刊行 B6判 202ページ 装画・フタツキ 装丁・mikamikami 個人作品集「星々の本棚」シリーズ3 人魚の伝説が残る手ノ町に住む、三人の小学五年生、都会から転校してきた自信家の「夏樹」、ほかに取り柄はないが水泳だけは得意な「いお」、地主の家の血筋で気の強い「コト」。泳ぎでいおに負けた夏樹はいおと親しくなるが、四年生の夏、いおは突然泳げなくなってしまう。土地の伝承を調べながら三人で作った人魚薬で、いおはふたたび泳げるようになるのだが……。 次第に解き明かされていく伝承の謎。駄菓子屋の水槽のなかの不思議な魚。禁忌を破ったいおに訪れる過酷な運命とそれぞれの決断とは。 しなやかな筆致で子どもたちの冒険を描いた長編ファンタジー。 〈目次〉 序章 1章 人魚の伝説 2章 金魚屋 3章 人魚薬 4章 いお 5章 さかなのからだ 6章 水が合う 7章 決闘 終章
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羽牛の這う丘から
¥1,320
星々の本棚シリーズ1 羽牛の這う丘から 四葩ナヲコ 魔法の存在しない世界からやってきた 青年に恋をしたネル。 ふたりの子どもは 魔法をまったく使えなかった── *試し読みを商品画像からお読みいただけます。 発行 hoshiboshi 2022年11月刊行 B6判 134ページ 装画・三上唯 装幀・mikamikami 個人作品集「星々の本棚」シリーズ1 魔法の存在しない〈あちら側〉の世界から、羽牛の曳くそりに乗って〈こちら側〉にやってきた青年に恋をしたネル。彼女が産んだ男の子は〈こちら側〉で育つ他の子どもとは少し違っていた……。 魔法の世界を舞台に子育てを巡る葛藤を描いた「羽牛の這う丘から」のほか、どこにでもいる普通の人々が日々感じるあれこれを卓越した観察眼と洞察力で捉え、精緻に綴る短編全6編。 不幸ではないけれど、なんとなくうまくいかない。そんなありふれた悩みが世界にたったひとつのその人だけのものとして描き出され、葛藤の果て、ささやかな奇跡のように「ほんの少しだけいいこと」がやってくる。 人生はおとぎ話じゃない。それでも生きていかなければならない人々に贈る、ほろ苦くもあたたかい物語。 〈目次〉 くものおとぎ話 箱舟のオルタナティブ 出会ってないだけ 花嫁のえくぼに寄せて 羽牛の這う丘から マリさんのスープ
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星々vol.6
¥1,650
「どのように本をつくり、人に届けるのか。 本をつくる行為とはなんなのか。 本作りについていま改めて考える──」 試し読みは以下リンク先の下部にあるフォトギャラリーでお読みいただけます。 https://www.hoshiboshi2020.com/刊行物/雑誌-星々/雑誌-星々vol-6/ 発行 hoshiboshi 2024年12月刊行 A5判 262ページ 表紙装画 ととりか ◆特集 本をつくる 〈扉イラスト・ロゴマーク作成〉 九ポ堂 〈インタビュー〉 いつも本を真ん中に 永岡綾(編集者・製本家) 誠実に、懸命に届けたい 杉田龍彦(ビーナイス) 〈作品〉 *第3回星々短編小説コンテスト受賞後一作 てのひらとおまじない 桃澤うみ 鴉幀日誌 藤井佯 頁を連ねて先へゆく 長尾たぐい 〈星々文芸博〉 星々文芸博の記録 *エッセイ 自分の書きたい物語を紡ぎ切る美しさ 森潤也 人見知り? のび。 *わたしの本づくり 出会いが本を「作らせて」くれた あやこあにぃ(アトリエけだま) 別の現実とつながる─本づくりが私に迫ること 北本遼太(荒川出版会) ネット全盛時代に敢えてアナログ本を作る理由 ゆきやまイマ(鶏林書笈) 「勿体ない精神」の本づくり ぼんやりRADIO(ウミネコ制作委員会) *星々文芸博で出会った本 赤木青緑 古川桃流 福島太郎 小林義裕 しらい弁当 aya 長尾早苗 へいた 羽田繭 *エッセイWS 優秀作 ワイパーから零れて 須江美夏子 選評 チヒロ 〈会員コラム〉 本の魅力 ◆連載 本屋日記❺ 本が生まれる 旦悠輔 140字読書日記❺ ちょっぴい 未確定ジャーニー❸ 土曜の朝、黄金町で チヒロ ◆140字小説 〈星々の新人〉 Message in a bottle 石森みさお(星々の新人) 紙の華 へいた(星々の新人) ある星座 のび。(星々の新人) 仄かなかけら 四葩ナヲコ 〈季節の星々〉(140字小説コンテスト) 春の星々(テーマ・細) 高遠みかみ 千景虹 酒部朔 ほか 夏の星々(テーマ・高) 波璃飛鳥 空見しお 如月恵 ほか 選評 ほしおさなえ・四葩ナヲコ ◆星々の本棚『庭』(賀川炯)刊行記念小特集 *作者メッセージ 書くこと、誰かにつながる道の上のこと 賀川炯 *作品 マージナル 賀川炯 *解説 『庭』に咲く六つの花たち 佐藤裕子 「死」の上に生きている ほしおさなえ ◆創作 ドイツ対日本 竹内亮 カーマン・ラインを超えて 月草みつめ ななくささがし なごみ 姉のトランク 羽田繭 ウツログサ❻ 光る水 ほしおさなえ ◆告知など 星々短編小説コンテスト 140字小説コンテスト ふねたちの物語/小説講座(中級)作品集 星々の既刊 140字小説セレクション 星々の本棚 編集後記
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星々vol.5
¥1,200
\グランドオープン記念/ 星々オリジナルの活版印刷のノートつき。 試し読みは以下リンク先の下部にあるフォトギャラリーでお読みいただけます。 https://www.hoshiboshi2020.com/刊行物/雑誌-星々/雑誌-星々vol-5/ 発行 hoshiboshi 2024年5月刊行 A5判 272ページ 表紙装画 ととりか 〈特集 地図〉 *扉イラスト・ロゴマーク作成 九ポ堂 *第3回星々短編小説コンテスト受賞作 フロアマップ 桃澤うみ 砂に刻まれるものたちへ 藤井佯 しかくを切り取るみかたのこと 長尾たぐい *エッセイ 旧市街の足音 竹内亮 赤水と忠敬から地図と人生を考える 江口穣 近景・中景・遠景・時間 吉田尚平 *小説 グリーンベルト 坂崎かおる なんにもないし、なんでもない(けど) 糸川乃衣 ゆびきり 中川マルカ 地図を覗く なごみ 蝶々のしみ 貝塚円花 温め鳥の地図 四葩ナヲコ 脇机の一番上の引き出しの奥の へいた *「星々の会」会員コラム 〈連載〉 未確定ジャーニー❷ ぐるぐる小田原 チヒロ 本屋日記❹ 極点 旦悠輔 140字読書日記❹ ちょっぴい 〈140字小説〉 行って・帰って へいた(星々の新人) ある星座 のび。(星々の新人) 仄かなかけら 四葩ナヲコ 〈季節の星々〉(140字小説コンテスト) 秋の星々 「深」 石森みさお、ケムニマキコ、想田翠ほか 冬の星々 「広」 森林みどり、南鏡花、祥寺真帆ほか 選評 ほしおさなえ・四葩ナヲコ 年間グランプリ発表 〈星々の本棚 「1998年からのラプソディ」(江口穣)刊行記念小特集〉 いつかの誰かに 江口穣 記憶と人と音楽と 小林沙羅 絶望と献身 ほしおさなえ 〈創作〉 Kisaragi 螢冴空 猫と低人 蓮見 ふわふわ(連載小説 ウツログサ❺) ほしおさなえ 〈告知など〉 星々短編小説コンテスト応募規定 星々短編小説講座(初級)告知 星々文芸博のお知らせ 季節の星々(140字小説コンテスト)応募規定 ほしおさなえ『言葉の舟 心に響く140字小説の作り方』広告 既刊紹介 編集後記
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星々vol.4
¥1,200
\グランドオープン記念/ 星々オリジナルの活版印刷のノートつき。 試し読みは以下リンク先の下部にあるフォトギャラリーでお読みいただけます。 https://www.hoshiboshi2020.com/刊行物/雑誌-星々/雑誌-星々vol-4/ 発行 hoshiboshi 2023年11月刊行 A5判 304ページ 表紙装画 ととりか 〈特集 街と生きる〉 ロゴマーク作成 九ポ堂 *扉イラスト 九ポ堂 *インタビュー とりあえず、関わってみる 影山知明(クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店) 現実の街に生き、空想の街をつくる 長南芳子(穀雨) *エッセイ 休日 深澤元(つまずく本屋 ホォル) *小説 堂々と声を出すための読書会 糸川乃衣 交差点で立ち止まる なごみ いつか出ていく街の 四葩ナヲコ *星々ワークショップ2023優秀作 知らない海を見ている 大場さやか 川へ 竹内亮 もじやのもじゃもじゃ へいた じょうぎ座γ流星群の約束 森山ねこたろう *会員コラム 「わたしの好きな街」 〈連載〉 新連載 未確定ジャーニー❶ 海が見たい チヒロ 本屋日記❸ 鳥の声を聴け 旦悠輔(自由港書店) 一四〇字読書日記❸ ちょっぴい 〈140字小説〉 訪ねた街、懐かしい街、帰る街 へいた(星々の新人) ある星座 のび。(星々の新人) 仄かなかけら 四葩ナヲコ 〈140字小説コンテスト優秀作〉(2023年春・夏) 春の星々 「明」 石森みさお、右近金魚、kikkoほか 夏の星々 「遠」 あやこあにぃ、明日香、酒部朔ほか 選評 ほしおさなえ・四葩ナヲコ 〈星々の本棚 「金魚のまぶた」(横井けい)刊行記念小特集〉 拝啓、スリルとロマンと好奇心の人 横井けい 眠り姫の描く魅力的な人外 羽田繭 いつかまた行きたい場所 ほしおさなえ 〈星々短編小説コンテスト受賞後1作〉 私が引き伸ばされていったときの橋桁 貝塚円花 世界は終わりに近づいている 蓮見 とうぼおりゃんせ 星蔦藍 世紀の対決 AI VS イタコ! ちる 〈創作〉 ありえない嘘をつく、彼女と 羽田繭 瓢箪を背負っている(連載小説 ウツログサ❹) ほしおさなえ 〈告知など〉 星々ワークショップ2023の記録・優秀作作者の言葉・選評 星々短編小説講座告知 季節の星々(140字小説コンテスト)応募規定 星々短編小説コンテスト応募規定 既刊紹介・星々の会告知 編集後記
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星々vol.3
¥1,200
\グランドオープン記念/ 星々オリジナルの活版印刷のノートつき。 試し読みは以下リンク先の下部にあるフォトギャラリーでお読みいただけます。 https://www.hoshiboshi2020.com/刊行物/雑誌-星々/雑誌-星々vol-3/ 発行 hoshiboshi 2023年5月刊行 A5判 234ページ 表紙装画 ととりか 〈特集 映画〉 ロゴマーク作成 九ポ堂 *インタビュー 「答え合わせをするために」映画監督・東かほり 文・江口穣 *第二回星々短編小説コンテスト受賞作 悪い儀式 貝塚円花 老害ラプソディ 蓮見 映画の日。 中川マルカ *エッセイ 人生の映画館めぐり チヒロ 映画館になりそこねたおうち 高橋秀弘 *小説 シアター3に夢を見に 糸川乃衣 シアターなないろ なごみ *会員コラム 「映画にまつわるあれこれ」 〈連載〉 本屋日記 旦悠輔(自由港書店) 一四〇字読書日記 ちょっぴい 〈140字小説コンテスト優秀作〉(2022年9月〜2023年2月) 九月の星々「実」 のび。、せらひかり、五十嵐彪太 ほか 十月の星々「着」 のび。、あめ、御二兎レシロ ほか 十一月の星々「保」 武川蔓緒、冨原睦菜、へいた ほか 十二月の星々「調」 モサク、うたがわきしみ、酒匂晴比古 ほか 一月の星々「定」 酒部朔、富士川三希、リリィ ほか 二月の星々「分」 河音直歩、右近金魚、リリィ ほか 選評・星々大賞発表 ほしおさなえ 〈星々の集いフォトエッセイコンテスト優秀作〉 冬の元校庭で転⽣について考える 月草みつめ (選評・チヒロ) 〈作品集刊行記念 羽田繭小特集〉 そこで生きている「ひと」を書きたい 羽田繭 とおい、ちかい、とおい、羽田繭さんについて 旦悠輔 祈るために書いている ほしおさなえ 〈創作〉 蛇と球根 四葩ナヲコ 綴り草 ほしおさなえ
企画・運営 ほしおさなえ
小説家。1995年「影をめくるとき」が群像新人文学賞小説部門優秀作に。 「活版印刷三日月堂」(ポプラ文庫)、「言葉の園のお菓子番」(だいわ文庫)、「銀河ホテルの居候」(集英社文庫)など文庫シリーズを多数手がける。
140字小説を活字組版で印刷した「140字小説活版カード」や140字小説作品集『言葉の窓』を私家版として発行。
2020年より文芸創作コミュニティ「星々」を運営。140字小説コンテスト、短編小説コンテスト、小説創作講座などを開催。
https://hoshiosanae.jimdoweb.com